『プラネテス』

まあまあ
まあ面白かったんだけどなんか色々納得いかないなっていう
結局何を伝えたかったのかよくわからなかったし鬱展開からの回復が
早すぎて心境の変化が分かりづらかった
なんか無理やりハッピーエンドに持ってった感じがする

気になったこととしては
船を出すには帰る港が必要
月には国がない 月から見た地球には国境なんてない
地球も宇宙の一部
みんなつながって宇宙になってる

すごく権力とか利益とか不条理な世界とかあくまで他人と自分っていう人間関係とか
宇宙っていう大きなものと人とのつながりそれぞれの悩みっていう小さいものの対比とか
良く描かれてたし
設定的に宇宙開発によってデブリが問題になり企業がそれを撤去して利益を上げる
それに反対する団体や宇宙開発競争における先進国と途上国の貧富の拡大
他にも宇宙葬や月生まれ月育ちの子とかすごい想像力だなと思う

自分的には好きな人ができて宇宙はつながってるからっつって
リハビリも手伝わず妊娠のフラグもあったしそんな感じでそばにも居ず
自分は好きなことやってるってのがどうしてもハッピーエンドには思えなかった
つながりに距離は関係ないって秒速とは真逆な発想を言いたいんだろうけど
納得できないな