2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち』

伊藤氏貴著おもしろかった エチ先生の授業受けてみたい 文句を言うとすれば銀の匙の子どもたちにいちいち学歴書くのは別にいらないだろ それで人が判断できるってわけでもないし ホントに頭がいい人はいろんなことを関連づけられて、いくらでも横道にそれる…

『銀の匙』

中勘助著 ふつうたしかに教科書としてはいいかもしんない 結構知らない表現・言葉が多くてまだ完全には理解できてない たしかに横道にそれようと思えばいくらでもできるテキストだと思う 季節感がよかった そこまで懐かしいとは思わなかったな p28 生きもの…

『錦繍』

宮本輝 ふつうなんか手紙形式で恋文の技術を思い出した 予想外の展開はないけど淡々と進んでく感じ 結局過去を知り現在を見つめ未来へと進むベタな感じ そこに命の神秘やらがからんでくる この命とか宇宙の神秘とか必要だったか? つか手紙という形式なのに…

『葉桜の季節に君を想うということ』

歌野晶午著 まあまあ 思ったより好きだった 叙述トリックとしてはフェアじゃないかもしんないけど でも自分がいかに年寄りに対して偏見を持ってるか思い知らされた点でよかった 麻薬の横流し さくらと主人公の関係 蓬莱倶楽部 これらのストーリーが同時進行…

『告白』

町田康著微妙 テーマは思弁的過ぎて人とうまくコミュニケーションをとれないということ 独特なリズムの文 好きな人は好きなんだろうな 俺には思いついたのをたらたら書いてる感じにしか思えなかった 俺の書いたレポートみたいな感じ 考えすぎて行動できなか…

『High and dry (はつ恋)』

よしもとばなな著まあまあ ゆっくり時間をかけて読みたい本 ばななさんはさばさばと恋愛を描くのがうまいと思う おれはTUGUMIの方が好き まさかリアルに妖精がからんでくるとはちょっとした幼いころのやなことがずっと心の奥に黒く残ってるのは共感できた あ…