2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『累犯障害者』

山本譲司著おもしろかった ノンフィクションもいいな 実用書は嫌いだけどこういうドキュメンタリー的な本なら好きかも 「セックスボランティア」と一緒に読みたい感じ何回も衝撃を受けた 全人口における障害者の割合とか手話がろうあ者と健常者が身につける…

『犬憑きさん 上・下』

唐辺葉介著おもしろかったテーマは一貫している 妖怪、幽霊、呪術とは 上p346 p351一つにはシュレディンガーの猫的解釈 妖怪とかいる世界と普通の人がいる世界は並列してて観察者がいないから混ざっている状態 だからふとしたきっかけで境界を超えたりして…

『砂漠』

伊坂幸太郎著微妙 やはりひたすら軽いp283は自虐でもあり、読者への皮肉でもあるのかな 伊坂が好きな人はこういうユーモアのある会話を読んで自分もちょっとユーモアのある人間だと勘違いしたいのかな 実際これを読んだからと言って面白い人にはなれないし面…

『プシュケの涙』

柴村仁著まあおもしろかった 表紙おしゃれだな構成がおもしろい 彼女が死んでしまうことがわかってるから主人公とのやり取りが切ない なんか少女マンガっぽい 主人公イケメンでヒロインが冴えない感じとか 絵の右下には何が入るんだろう しゃぼん玉説は結構…

『八朔の雪』

郄田郁著まあおもしろかった美味しんぼ 味いちもんめ的な 客の懐事情の制限の中で料理を作るってのは新しい 酒粕もカツオも注目されていないものは安い 周りがいい人すぎる これは続きも見たくなるわ 旭日昇天 雲外蒼天 呼び出し昼三 昼だけ呼んでも夜だけ呼…

『ICO -霧の城- 上・下』

宮部みゆき著普通原作を知らなかったらもっとつまんなかったと思う 正義の反対はもう一つの正義みたいに悪の反対は別の悪みたいな知だけでも勇だけでもダメってのは ガンダムSEEDの力だけでも想いだけでもってのに似てる元のゲームがあっていちいち一つ一つ…

『殺戮にいたる病』

我孫子武丸著つまらなかった場面が複数あるとそれだけで叙述トリックだなって疑っちゃうよね トリックとしては少しアンフェアだった気がする もう叙述トリック、ミスリードはこりごり 叙述トリックは無条件に評価高いのどうにかして 叙述トリックは途中がつ…

『幸福について―人生論』

ショーペンハウアー著微妙人は三つの規定で区別できる 1、人のあり方(人柄、個性) 2、人の有するもの(財産) 3、人の印象の与え方(名誉、名声)1、個性によって、人間に与えられる幸福の限度があらかじめ決まっている。(中略)精神的能力の限界が狭けれ…

『MOMENT』

本多孝好著微妙病院には一つ噂があった 死を間近にした患者の願い事をかなえてくれる必殺仕事人がいる 自分が殺した兵士の家族のその後を見てほしいと頼む老人 修学旅行で会った男を探してほしいと頼む女の子 一緒にデートしてほしいと頼む女性 自分を殺して…

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