『アルケミスト 夢を旅した少年』

パウロ・コエーリョ

まあまあ
何度も読むと味がでてきそうなやつ

世の中ポジティブ思考だな
結局普通に宝物だったっていうね

こういう旅は楽しそうだな


p13
「彼らは何か新しいものを探しに来る。しかし、帰る時も、彼らは基本的には来た時とおなじままだ。」

p15
少年は、できるだけまだ通ったことのない道を旅するようにしていた。

p21
少年はその町に知り合いがたくさんいた。それが彼にとっての旅の魅力だった。彼にはいつも新しい友人ができたが、すべての時間を彼らと過ごす必要はなかった。神学校にいた時そうであったように、同じ友人といつも一緒にいると、友人が自分の一部となってしまう。すると、友人は彼を変えたいと思い始める。そして、彼が自分たちの望み通りの人間にならないと、怒りだすのだ。誰もみな、他人がどのような人生を送るべきか、明確な考えを持っているのに、自分の人生については、何も考えを持っていないようだった。

p29
人は自分の夢見ていることをいつでも実行できることに、あの男は気がついていないのだよ

p40
『幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ』

p136
「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ」

p137
「ここではぶどう酒は禁じられているのではありませんか?」
「悪いのは人の口に入るものではない」
「悪いのは人の口から出るものだ」

p179
「私たちが今の自分より良いものになろうと努力すれば、自分のまわりのすべてのものも良くなるということを、彼らは教えているのです」