『アルケミスト 夢を旅した少年』
まあまあ
何度も読むと味がでてきそうなやつ
世の中ポジティブ思考だな
結局普通に宝物だったっていうね
こういう旅は楽しそうだな
p13
「彼らは何か新しいものを探しに来る。しかし、帰る時も、彼らは基本的には来た時とおなじままだ。」
p15
少年は、できるだけまだ通ったことのない道を旅するようにしていた。
p21
少年はその町に知り合いがたくさんいた。それが彼にとっての旅の魅力だった。彼にはいつも新しい友人ができたが、すべての時間を彼らと過ごす必要はなかった。神学校にいた時そうであったように、同じ友人といつも一緒にいると、友人が自分の一部となってしまう。すると、友人は彼を変えたいと思い始める。そして、彼が自分たちの望み通りの人間にならないと、怒りだすのだ。誰もみな、他人がどのような人生を送るべきか、明確な考えを持っているのに、自分の人生については、何も考えを持っていないようだった。
p29
人は自分の夢見ていることをいつでも実行できることに、あの男は気がついていないのだよ
p40
『幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ』
p136
「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ」
p137
「ここではぶどう酒は禁じられているのではありませんか?」
「悪いのは人の口に入るものではない」
「悪いのは人の口から出るものだ」
p179
「私たちが今の自分より良いものになろうと努力すれば、自分のまわりのすべてのものも良くなるということを、彼らは教えているのです」