『沈黙』
おもしろかった
無神教だからな
キリスト教の人が読んだらどう思うんだろう
結局 教会が教える神ではなく自分には自分が信じる神がいるっていうオチ
宗教が相変わらず信用ならねえ
p145
主よ、あなたは何故、黙っておられるのです。あなたは何故いつも黙っておられるのですか、と彼は呟き……。
p256
それに…それに、もしあの人が愛そのものならば、何故、ユダは最後は突き放されたのだろう。ユダが血の畠で首をくくり、永遠に闇に沈んでいくままに棄てておかれたのか。
p295
そしてあの人は沈黙していたのではなかった。たとえあの人は沈黙していたとしても、わたしの今日までの人生があの人について語っていた。
ナット・ターナーの告白