『そして誰もいなくなった』

アガサ・クリスティー

まあおもしろかった

まさか十角館の殺人インシテミルがもろこれをオマージュしているとは思わなかった

これを先に読んどくべきだったな
トリックとしてはベタなんだよな
でもミステリーの原点っぽくていい

名前覚えらんねえよ
ほんと十角館まんまだな
ビンでの告白とかまでそっくり
ここまでくるといいのか?

p50
十人のインディアンの少年が食事に出かけた
一人がのどをつまらせて、九人になった

九人のインディアンの少年がおそくまで起きていた
一人が寝すごして、八人になった

八人のインディアンの少年がデヴォンを旅していた
一人がそこに残って、七人になった

七人のインディアンの少年が薪を割っていた
一人が自分を真っ二つに割って、六人になった

六人のインディアンの少年が蜂の巣をいたずらしていた
蜂が一人を刺して、五人になった

五人のインディアンの少年が法律に夢中になった
一人が大法院に入って、四人になった

四人のインディアンの少年が海に出かけた
一人が燻製のにしんにのまれ、三人になった

三人のインディアンの少年が動物園を歩いていた
大熊が一人を抱きしめ、二人になった

二人のインディアンの少年が日向に座った
一人が日に焼かれて、一人になった

一人のインデイアンの少年が後に残された
彼が首をくくり、後には誰もいなくなった