『廃用身』

すごくおもしろかった
実話かと思ったらフィクションなんだ
最近 医者で作家の人多いな
いろいろ衝撃的
4段階ぐらいのどんでん返し
こんなどんでん返しは星を継ぐ者以来かもしんない
実際にAケアは医学的にどうなんだろ
つかよくこんなリアルにかけるな
逆に気持ち悪いわ
介護に関してもマスコミに対してもメッセージ性が強いいい作品
実際自分がマヒになってその手足が弊害になることになったらどうするだろう
片手ぐらいなら切りそうだけど

老化予防のかきくけこ
か 感動
き 興味
く 工夫
け 健康
こ 好奇心 恋

幻肢痛 切断の七十二時間前に十分な除痛をしておけば、幻肢痛は防げる
有害無益の四肢

Aケア基準
1、切断されるのは廃用身であること。
2、本人の明確な希望があること。
3、ADL(日常生活動作)の改善、または介護の軽減が見込めること。
4、QOL(生活の質)の向上が見込めること。
5、生命に危険がおよばないこと。

フリークス トッド・ブラウニング監督
ニコライ・ヴァシリエヴィッチ・コベルコフ
ペンフィールドホムンクルス
ラニー・ダンピング
ムーンライト・ファーム 「C・U・C」薄野アモン←これもフィクションか すげえな
「R・U・R」 カレル・チャペック←エロゲのRURURUもこれパロディか
チェーン=ストークス呼吸
アンピューティ・マニア
藤枝静男「空気頭」

p17
現実のリハビリは、関節を柔らかくするとか、車椅子に座る筋力をつけることなどですが、お年寄りの目標は、ひとりで歩くことであったり、元通りの元気な身体にもどることなのです。このギャップをどう埋めるか。そのまま放置すると、いつか現実に直面して深い絶望に襲われることになります。

p35
若い人には必要な医療でも、お年寄りには必要ないことが多いのです。だから、ほんとうは高齢者の医療費は安くてすむはずです。それが社会問題になるのは、わたしに言わせれば滑稽な逆説としか思えません。

p175
早い話が、治るものは治るし、治らないものは治らない。それを医者がいちばんよく身にしみて感じているのです。

p286
立岩は呼吸が整うと、廊下を隔てた北側の台所に向かった。のどが渇いたらしく、コップに水を汲んで二杯飲んでいる。

←人を殺すとのどが渇くのか
確か重松清の「疾走」でもあった描写だと思う
ほんとの殺人犯に聞きたい

p354
自分の想いを社会化するのは、自分を客観的に見ることにつながるし。試練も受ける、社会化されない行動は単なる趣味で、安全な場所にいる、自分はそれに反発を感じる、と。