『ブギーポップは笑わない』

上遠野浩平

微妙
それぞれの人物の視点で時間も重層的
いかにも少し昔のラノベって感じ
雰囲気は独特
ブギーポップの登場時間短すぎんだろ
内容としては薄い



ゴンドラの唄
ニュルンベルクのマイスタージンガー
原子心母
認知された子
カルラ舞う
チーマー
メサイア・コンプレックス
オインゴ・ボインゴ「ノーワンリブズフォーエヴァー」

ぼくは自動的なんだよ。
周囲に異変を察知したときに浮かび上がってくるんだ。
だから名を不気味な泡という。

p53
「夢が見られない、未来を想えない、そんな世界はそれ自体で間違っている。でもそのことと戦うのは、残念ながらぼくではない。君や宮下藤花自身なんだ。」

p257
彼はマンティコアのために、おそらくは何人もの人々を殺したのだろうが、その目的に対する生命の軽視には、自分の生命さえもちゃんと含まれていたのだ、