『High and dry (はつ恋)』

よしもとばなな

まあまあ
ゆっくり時間をかけて読みたい本
ばななさんはさばさばと恋愛を描くのがうまいと思う
おれはTUGUMIの方が好き
まさかリアルに妖精がからんでくるとは

ちょっとした幼いころのやなことがずっと心の奥に黒く残ってるのは共感できた
あと家族がそれぞれの世界を取り込んでるってところも
あんま初恋ってテーマじゃない気がした


タゾチャイティーラテ
ジョンレノンの本片岡義男

p28
奇跡は意識してない時に一回しか起こらないんだ、きっと。

p70
「でも、その時の悲しみとか、憎しみが、体の芯に冷たく残っているような感じなんだ。」

p127
この冬は一回しかないから、あまりたくさん気持ちを言葉に移しかえてしゃべりたくない、そういう気持ちだった。

p182
そうだ、どの家だって、いつしか家族はこうやってそれぞれの世界を取り込みながら、離れて、形を変えていくのだ。