『川の深さは』
福井晴敏著
まあまあ
なんか現実感がなくてほんとラノベみたい
泣けなかったけど鳥肌立つことはあった
みんな頭いい
みんな誰が計画してどういう意図があるのかわかってるっていうね
意志疎通でき過ぎててなんかなって感じ
作者が今の日本はだめだっていう押しつけがうざかった
最初は警察をやめたおじさんが昔の感じを思い出してくのがおもしろかったけど
だんだん現実離れして専門用語も多くなってきてよくわかんなくなった
自衛隊が関わる爆破テロによって行われる
警察は自衛隊のクーデターを疑う
自衛隊と警察を対立させ国防を麻痺させる
そこに北朝鮮が侵略するという計画
それがアポクリファ
しかしそれはアメリカが北朝鮮のふりをして日本にいる北朝鮮工作員に計画させたものだった
その計画書を口実に北朝鮮を脅し核調査の受け入れをさせる
冷戦終了とともにその計画もなくなるはずだった
しかし冷戦終了とともに自衛隊が縮小されその不満分子が計画を都合良く改変した形で再び進めた
宗教団体を利用して
サブカルチャーが発達して自分の殻に閉じこもって他人を変える情熱がないってのは確かにかも
ちなみに俺は足首までの情熱だからなあ
>>
p92
「あなたの目の前に川が流れています。深さはどれくらいあるでしょう?1、足首まで。2、膝まで。3、腰まで。4、肩まで」