2011-01-01から1年間の記事一覧

『恋文の技術』

森見登美彦著微妙 どうしても単調な感じとループ感が否めないよな 他の著書をネタにしてる感じは嫌いじゃないけど まさか韋駄天コタツとかパンツ番長の由来がここにあったとは まあ設定と言うか書式は面白いんだけど 盛り上がりがないのと最後はちゃんと想い…

『すべてがFになる』

おもしろかった トリックというより犀川先生の思想が気に入った 理系側だったらもっと楽しめた気がする ちびくろサンボ p33 「たぶん、やっと他人のことに興味が持てるくらい、博士は頭が悪くなったのさ、きっと…」 p45 「いいかい?それは有機質だ。木でで…

『三四郎』

夏目漱石著普通すごく大学生としての自分とかぶった でも三四郎は結局自分で行動したというより与次郎に連れまわされて出会いを果たしてるだけじゃん だから今自分の行動でどうにかしようとしている俺にとっては ちょっと見ててイライラしたな 男女関係も結…

『窓ぎわのトットちゃん』

黒柳徹子著まあまあ 俺もこういう先生に小さい頃に出会えていたならなあ 小学校も割と好き勝手やってたけど やっぱいい方向に導いてほしくもあったな 体育館でお泊まり会とか絶対楽しいだろ p288 「おい、今度はどんな学校、作ろうか?」 p291 「どんな子も…

『青空のむこう』

アレックス・シアラー著微妙思ったよりベタだったな まあもし自分が死んだらってことは一度はかんがえるよな 葬式にはたくさんの人に来てほしいな 広く深くの交友関係がいいな

『そして誰もいなくなった』

アガサ・クリスティー著まあおもしろかったまさか十角館の殺人とインシテミルがもろこれをオマージュしているとは思わなかったこれを先に読んどくべきだったな トリックとしてはベタなんだよな でもミステリーの原点っぽくていい名前覚えらんねえよ ほんと十…

『クライマーズ・ハイ』

横山秀夫著普通 マスコミの裏話みたいな もともとマスコミが好きじゃなかったけどなかなか興味深い 渾身の現場雑観を採用するか不採用かするかとか 赤軍の取材をしたことでふんぞりかえってる老害どもとか マスコミの世界には絶対入りたくないな 簡単に流さ…

『キッチン』

吉本ばなな著まあまあ 俺はTUGUMIの方が好き大切な人を亡くした時どうその状況から抜け出すかを描いてる どっちかっていうと実体験的にはどうしても日常に忙殺されるっていうのが実感だけどな 吉本ばななの女性は魅力的だよなあ p68 そして…うちに遊びに来る…

『旅のラゴス』

まあおもしろかった主人公が王様になって部屋に引きこもる感じのとこが好き ただ気にくわないのは主人公もてすぎだろ 転移や同化がいきなり出てきて さも当然な感じがおもしろかった 落ちてきた宇宙船らへんをもうちょい掘り下げて物語を書いてほしかったな

『ONCE ダブリンの街角で』

おもしろかったこれはいい作品 ベタなんだけど素朴なんだけどいい まず音楽がいい そして主人公二人がいい 最後の結末も俺は好きいやあいいわ しばらくたったらもういっかい観たい作品 あとサントラほしい音楽できるのっていいよなあ うらやましいわ

『冬の小鳥』

まあまあ父親から離れ施設に入れられ徐々にその現実を受け入れていく姿がよく描かれている 監督の経験も含まれているらしい何とも言えない子供が苛立ちを物にぶつけたり人にあたったりして 周りからの注目も気にしたり 寝込んでみたりするあの感じ がすごく…

『ソフィアの夜明け』

微妙主演男優が撮影終了間際か直後に死んでしまった作品 終りもなんか中途半端な気がしたただブルガリアという国を知らないから もっと知ってたら何か変わって見れたかも にしても中途半端だろ 主人公の絵がそんな出てこないし その弟も結局何がしたいやら …

『イントゥザワイルド』

おもしろかったこれはいい作品 しかも実話っていうすごさこれ見るとまた旅したくなるなあ あそこまで無茶できないけどすごく主人公に共感できる部分が多くあった好きなシーンはまず 女性のシンガーソングライターが歌うシーン うまいし画になってるあとは主…

『ヘドウィグアンドアングリーインチ』

まあおもしろかった曲は曲調がいろいろ変って面白かったし まさかアングリーインチがそういう意味だとはおもしろかったけど最後はさすがに音楽にも飽きてきた作りが単純だけどその分 分かりやすくて伝わって来るものはあった設定がもうおもしろいもんなあ

『プラダを着た悪魔』

普通そこまで評価されるのかどっちかっていうと オシャレと言われる前の主人公の服が好きっていう俺には何がオシャレかはわからんでも多くの人に認められるキャリアウーマンより側にいる人を大切にしようという決断は良かった 人が何を求め必要としているか…

『ミスト』

ひどい大日本人とかシンボルとかより爆笑したつまらなくはないんだけど ああいう謎の生物とか割と好きだしオチはおもろい 「ここは文明社会よ」「都市が機能してればね でもひとたび闇の中に置かれ恐怖を抱くと人は無法状態になる 粗暴で原始的に」「恐怖に…

『クワイエットルームにようこそ 』

微妙もっとエグイ精神病棟かと思った真相明らかになってもふーんって感じだなああらすじ、予告編以上ではない

『フルメタル・ジャケット』

まあまあプライベート・ライアンよりは好き 時計仕掛けのオレンジより好きキャラ立ってるし 最後のミッキーマーチとか凄く印象に残った 少女のスナイパーとか噂に聞いてたけど この映画だったのか

『バッファロー'66』

普通なんかいかにも海外小説を映像化した感じ気まぐれな主人公 最後も気まぐれに急に誰かに頼っちゃう感じとかすっきりするけど 中身ないなあ

『リリイ・シュシュのすべて』

つまんなかった完全雰囲気だけじゃん ストーリーもだらだらしてるだけだし 音楽としてはまあいいんだけど映像をきれいに見せたいなら映画にしないでただPVにすりゃいいじゃん つまらない

『プライバートライアン』

普通思ったより面白くなかった結局最後までダメ男がダメ男でつまんなかった感動した部分と言えば 生き残ったライアンが子沢山だったとこぐらい描写とか映像はすごいんだけど ストーリーがなあ

『攻殻機動隊S.A.C.SOLID STATE SOCIETY 3D』

おもしろかった前の作品の3D化だけのはずなんだけど 覚えてないんだよね 見てなかったのかな そのおかげで 単純に楽しめたストーリーはほんとよく出来てると思う キャッチフレーズの「この問題を解決してはならない」ってのもいい虐待されてる疑いのある子の…

『スラムドッグミリオネア』

おもしろかったあらすじとして自分の経験からクイズにどんどん正解していくってのは知ってたんだけど それだけで終わらない感じがよかったそれぞれの体験のストーリーが面白いし 司会者との駆け引き 兄貴と恋人の存在 テレフォンの使い方うまく演出してるなあ…

『小林少女』

つまんなかった評判通りラクロス関係ねえ 最後何江口 仕事選べ

『塔の上のラプンツェルン』

普通ベタすぎじゃね 超髪が長くて塔の上に住んでるっていう設定は面白いけどオチとか強制ハッピーエンドは読めたし ちょっとがっかり評価されすぎている気がするまあ単純に楽しめたけど 姫が外の世界に出た後の 後悔とハイテンションの繰り返しはおもしろか…

『インスタント沼』

普通麻生久美子かわいい 下手だけど蛇口をひねれのアドバイスは嫌いじゃないオチはがっかりかな

『闇の列車、光の旅』

普通アメリカ・メキシコ間の国境を不法に列車で渡ろうとする景色とか画とかはすごくよかったけど ストーリーとしては特に希望と絶望が混在してる感じはよく出てたかな

『他人事』

平山夢明著つまらないまあ嫌いじゃないのは 「恐怖症召還」か「れざれはおそろしい」解説はあの冨樫確かに漫画化というかコマ割りしたら面白いものになりそうなのはあったな クレイジーハニーとかでもなんでこういうのが評価されてるのかわからない

『アルケミスト 夢を旅した少年』

パウロ・コエーリョ著まあまあ 何度も読むと味がでてきそうなやつ世の中ポジティブ思考だな 結局普通に宝物だったっていうねこういう旅は楽しそうだな p13 「彼らは何か新しいものを探しに来る。しかし、帰る時も、彼らは基本的には来た時とおなじままだ。」…

『溝鼠』

新堂冬樹著つまらない ひどいこれのどこがおもしろいの 人が傷つくことに性的感情を感じる人たちの話あらすじは嘘 復讐代行屋なんて最初の方だけ 後は父親と息子と姉とヤクザのだましあいと傷つけあいをひたすらだらだら書いてるだけなんにも面白くない